Moku'チョイス File059:Rohloff内装14段変速システムkit

Rohloff 内装14段kit(内装本体、トルクアームワイヤー、ワイヤーbox、チェーンテンショナー、グリップシフト、専用オイル他)

ボックスに描かれたギアの構造図。まさに自動車のギヤボックスです。

価格:158,000円[税込-165,900円](工賃別途)
内装ハブ単体のカラーは3色ブラック、レッド、ポリッシュが用意され遊び心も○(マル)。 ディレイラー(変速機)を外してしまうため、チェーンを張るためのテンショナーを取り付けます。 シフトレバー(変速)はグリップシフト。初心者にもやさしいレバー構造。
シフトワイヤーの取り回しをきれいに見せるため、付属していないパーツを使います。 内装に14段が組み込まれているため、ワイヤーは二本。 Rohloffを組み付けた状態の左側面。
オートバイに取り付けるようなワイヤーbox。 シフトレバー同様、ワイヤーの取り回しを考え、付属していないパーツを使います。 ホイールの取り外しも簡単に出来るように、ワンタッチでワイヤーboxの取り外しが可能。
内装ハブを確実に固定出来るようにアルミ製のトルクアームを取付ます。 このパーツもワイヤーbox同様ワンタッチで取り外し可能。ホイールの取り外しが簡単に出来ます。 内装ハブを車体に取付けた状態。車体に取り付けるとより一層高級感が漂います。
メンテナンスに関しては車やバイクと同様、オイル交換のみで行うため、内装ハブ本体にオイル注入用ドレイン・ボルトがあります。 最後に専用オイル注射器を使用して注入します。 専用オイル注入後。
ワイヤーの最終調整。 変速の最終確認。

今回ご紹介する国内初上陸のドイツ製[Rohloff]内装14段とは、元メルセデス・ベンツのギアboxを開発していた人物が発案。自動車の技術をそのまま自転車に応用した最新の変速システムです。
また[Rohloff]最大の特徴は、ペダルを回転させなくても変速可能で、耐久性にとても優れているところ。
[Rohloff]曰く「自動車のギアなんかほとんど潰れないだろう?この内装ギアも同じだ。あとはオイル交換でメンテナンスをする」と言うように、外装ギアに比べて日々のメンテナンスに気を遣わなくても良いというメリットもあり、[Rohloff]内装14段の内部構造はまさしく自動車とほぼ同じ原理。

現在一般に使用されている内装8段に対して、[Rohloff]の内装は14段。そんなにたくさんのギアは必要ないと思われがちですが、フロント3枚&リア9段の27段仕様のギアを計算すると、ギアポジションが重なり、27段仕様でも最終14段になるという結果がでたために、14段で考案されました。また、ギアとギアの幅が細かく造られているため、道路状況に応じて最適なギアポジションも得られます。

クルマの
オートマチック車は、停車と同時に自動的に発進しやすいギアに変わり、発進すると速度に合わせて自動的に変速するように設計されていますが、対するマニュアル車の場合、停車時と同じギアポジションで発進すると、アクセルを目一杯に踏み込んでもほとんど進まず、エンジンに負担がかかるだけです。

このようなギア操作は自転車も同じで、停車する前に軽いギア(加速発進しやすいギア)に変速しておくと、よりエンジン(人間のエネルギー)に負担なくツーリングが楽しめるのですが、初心者や、ほとんど変速せずに自転車に乗っている方などは、エンジン(人間のエネルギー)に負担がかかり、思いのほか疲れやすく距離が伸ばせないということもしばしば。

ところが、この[Rofloff]内装14段なら、ペダルを回さずに変速ができるため、信号待ちなどで停車している間に発進しやすいギアポジションに簡単・気軽に変速し、安心して無理のない走行が楽しめます。

ヨーロッパでは内装の需要が日本と比べて高く、街乗り、時にはダウンヒルと本格的なレースにも使用されています。ダウンヒルでは、転倒時などに剥きだしになっている外装の変速機にダメージを受けてリタイヤする例がほとんどですが、転倒しても変速機が潰れる事もなく、さらにジャンプ時にも変速できるため着地時に加速しやすいギアに変速できるという様々なメリットが挙げられます。

Moku2+4では、[Rofloff]内装14段をAlex Moulton APBに取付け、常時展示しております。この機会に、今業界で注目を浴びている、今まで存在しなかった[Rofloff]内装14段を体感してみませんか!

ドイツ製[Rohloff]内装14段は今回が国内初上陸のため、
輸入元で、レース等で絶大な支持を受けるドイツMAGURA製ディスクブレーキの日本総代理店でもある、
株式会社
エムシー・インターナショナルの秋吉氏と試行錯誤し装着完了しました。