2011 比叡山ヒルクライム大会

 

比叡山ヒルクライム大会に参加してきました(その2)

2011.6.26

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▲ここで走者と撮影隊はお別れです。計測器を返しに2km先の折り返し地点へ向かいます。ヘロヘロな上にまだ2kmも走らなければいけません。結構アップダウンがあって大変そうでした。

▲哀愁漂うコダマさん。

▲計測器を返却して、麓の受付会場で預けていた荷物を受け取って、元来たコースを折り返します。このバスに私たち撮影隊が乗ってたんですが、臨時でバス2台、1時間に1本、ロテルド比叡からゴール地点までをピストン運行してました。無料です。

▲ここからはまた、レポートをレース参加隊へバトンタッチ。折り返しなのに結構な上りが続いていました。「レース終わったのにまた登んの〜?』って感じでした。

▲木々の間から、帰路に向かう参加者の皆さんが…。疲れているときの下りは要注意です。ブレーキを強く掛けすぎたり、逆に握力が落ちて弱すぎたりと、操作を誤りやすいので結構神経を使います。まだまだ気を緩めません。

                                                                                                                                                           

▲無事、エントリー会場まで戻ってきました。参加賞などを受け取って、今日のレースは終わりです。

Photo Gallery

◀モールトンW-Pylonのフロントフォークは70mmと特殊なので、通常の車内キャリアは使えませんが、キャリアの一部を加工してMINIに載せました。

おまけ/車内キャリア編

▶MINIにモールトンを積んで、家路に向かいます。京都方面から下りる撮影隊と上賀茂で合流して、サバの煮付けで有名な上賀茂神社前の今井食堂でお昼ご飯。それぞれ報告会をしながら食べたサバの煮付けはとっても美味しかったです。また来年も出るのかな?

↓加工前

←加工後

▲この通り、バッチリ。

Hieizan Hill climb rally 2011 in Okuhiei driveway

全国数あるヒルクライムレースの中でも、比叡山のレースはどうやら距離が短いようで、有名な乗鞍ヒルクライムレースは20.5km/標高差1,260mで、富士山ヒルクライムレースは25km/標高差1,270m、今回のレースは全長10.9km/標高差487mと桁が違うのですが、ビギナーには比叡山でも充分楽しめたというか、充分しんどかったです。男性チャンピオンの方は、男子30〜39歳 ロードCでエントリーされていて『21分11秒、平均速度23.79km/h』、女性チャンピオンの方は、女子36歳以上ロードGでエントリーされていて『29分09秒、平均速度17.28km/h』でした。上りの平均が23km/hとか、17km/hとか…スゴイ世界ですね。今回の大会では、男女とも30代の方がチャンピオンでしたが、参加人数の一番多いカテゴリーは、男子40〜49歳(ロードD)だったので、やはりスポーツバイク人口は30〜40歳代の層が厚いんだなと感じました。


レースはとてもしんどかったのですが、サーキットレースなんかと比べると、周りのスピードも速くないので安全ですし、おそらく70歳は超えられてるかなと思われる参加者も見かけました。またオープンクラスでは、順位を気にしたり、周りと競い合う雰囲気もなかったので、最初から最後まで自分のペースで、自身がどこまで行けるのか、無心に自分自身と闘ってる感じがサーキットレースとは違う楽しさなのかなと思いました。 公道でクルマを気にしながら走るストレスもありませんし、上りきった時に見る景色も格別ですしね。峠を走った分だけ結果に現れそうなので、次に参加するときは、もう少し順位を上げることができればなと思いました。


今回は、はじめてヒルクライムレースに参加しましたが、小径車は数えるほどで10台も見なかったと思います。モールトンは私たち2台だけで、BD-1ももう1台参加されていたぐらいで、ほとんどがロードバイクでした。モールトンをご存じのロード参加者もいらっしゃったようで、「モールトンですよね」と話しかけられたりして、でも二人とも奥手なんでうまく反応できなかったり…、「モールトンはじめて見た」という声が聞こえてきたり、無言で車両をじーっと見てこられたり、ロードばかりの中にいたので珍しかったんだと思いますが、嬉しいような恥ずかしいような…こそばゆい瞬間が時々ありました。順位とかそっちのけと言っても、上位を狙える力があれば尚更楽しいと思いますが、ヒルクライムレースはそういうことを抜きにしても楽しめるレースだと思いました。

まとめ

 比叡山ヒルクライム大会_その1hieizan2011_1.html

Special Thanks!

Shinichi Murakami