2012 比叡山ヒルクライム大会

 

◀5月27日 午前5:00 Mokuに集合して会場へ向かいました。

6:30頃、指定された駐車場へ向かっている途中で続々とエントリー会場へ移動するロードレーサーに出会いました。

▲エントリー会場周辺に駐車場はありません。いくつかある近隣の駐車場に振り分けられるのですが、今年は会場から一番離れたパーキングに当たってしまいました。

▲ 駐車場で自転車を組み立てて5.5km先の受付会場 仰木小学校へ向かいます。

▲仰木ゲート前、招集時間は8:10。オープンクラスは最終組なので9:00頃までここで待機。昨年よりスムーズに大会が進んでいました。

▲ 受付会場に到着。『オープンクラス』で受付を済ませて計測器をそれぞれの自転車にセッティング。自走や輪行の方はゴール地点の比叡山頂まで運んで欲しい荷物があればここで預けます。すぐにオープンクラスの招集が掛かったのでスタート地点へ向かいます。

▲ オープンクラスの最前列も予定通り9:00頃スタートし始めました。

▲そうこうしてる内に順番が回ってきて、 今年も昨年と同じく最後尾からスタート!MTBやクロスバイクに紛れて進みます。

▲はじめは比較的緩やかな傾斜。それぞれ自分のペースで進みます。

▲レースもヒルクライムも初チャレンジでビンディングデビューもつい数ヶ月前の川上さん。完走目指してゆっくり確実に前へ!

▲比叡山は2回目の小玉さん。エントリーしていたのに都合で出られなかった六甲山の鬱憤を晴らすことができるのでしょうか!

▲ヒルクライム初チャレンジで、ロングライドというよりは普段使いにBD-1を活用されていますが、ここ数ヶ月はそれもほとんどできなかったという村上さん。オーバーホールの引き取りも大会の2日前。にこやかな表情…最後まで持つかな?

▲比叡山初参加の岡本さん。六甲山に続いてのチャレンジ!まだまだ余裕ですね。

▲ロードオーナーでもある梁川さんは、ちょくちょく京美峠などの山登りはされているそうですがヒルクライム大会ははじめて。

▲比叡山2回目の石川さん。今年はフロントギアをダブルにして車両も軽量化してチャレンジ。こんな感じでレースが進んでいました。

◀ここからはレポートを比叡山頂の撮影隊へバトンタッチ。

▲レースであっても普段通りいつものGパンスタイルで参加。山登りも走り込みもせず、ペダルもMTB用のフラットペダル。 ホイール径も一番小さくて街乗りスタイルなのになんでこのタイム?

▲ロードクラスの参加者がまだ上ってきていたので大丈夫かなとのんびり観戦していたら、ロードに紛れて勢い良く上ってきたゴールドアルマイトのBD-1…。森口さんでした。カメラセットが間に合わず1枚も収められませんでした…。雰囲気だけでもとレース終了後にパチリ。ゴール直後の勇ましい表情が写真に収められず残念。

▲自宅からの自走で「向かい風の時もロードよりモールトンの方が楽に感じた。重心も低くてホイール径も小さいからロードより楽に(抵抗が少なく)感じたんやと思う」とも言われていました。これはモールトン博士が意識して設計した投影面積の低さを表しています。また下りで感じられた安定感も、重心の低さにサスペンション機能(フレクシター)を加えたモールトンバイシクルの路面追従性を体感されたということですね。

ゴール後も同じようで全然違うニューシリーズやエスプリなど他モデルのモールトンの造りにも興味津々のご様子でした。

▲気を引き締めてカメラを構えてたら大会1週間前に納車した中泉さんが! レース当日が初乗りで京都市内の自宅から自走で参加。往復100km。自宅からメーターをリセットし忘れてレース中の距離感が掴めなかったそうですがそれでも余裕のゴール。

ロードを乗り継いでDouble Pylonのオーナーに。ロードとモールトンを使い分けされるそうですが、モールトンは重心が低いから下りはロードより安定してるかも、サスペンションもコツとタイミングでどうにかなりそう、体に優しくて乗りやすいとシェイクダウンの感想。

▲ケイデンスをチェックしながら心拍を170までに抑えて、疲労を溜めずに上ることを意識していたようです。

▲続けてスーッと現れた梁川さん。京都市内の自宅から自走で参加されました。往復80km。息の乱れた様子もなく、安定した余裕の表情でゴール!

▲「 六甲山ヒルクライムと違って比叡山はアップダウンがあって、6kmぐらいまでずっと上りぱっなしなんですけど、あとの2kmは下りの勢いで登りきれそうな感じだったんで、ゴールしてからもう少し頑張っても良かったかなと思いました」と手応え有りのご様子。「もう少し距離があっても楽しいかも」とも言われていました。

▲続いて岡本さんがゴール! 

▲昨年は足腰が痛くて結構しんどかったけど、今年はそのしんどさが無かったから楽に感じると言われていました。「来年は〜」と早くも来年に向けて対策を練ってられました。また来年の目標が出来てこれからも張りのある自転車生活を過ごされるんでしょうね。

▲そうこうしてたらMokuの店主が現れました。今年はカメラを前半戦のみに自粛して上った結果、昨年から2分タイムが縮まりました。

▲ かかりつけのお医者さんから心拍は150までに抑えるようにとのアドバイス通り、150を超えそうになったら足の負荷を抜いてケイデンス調整のためにギアチェンジをしてスピードを落とす、心拍が下がってきたらまたスピードを上げる、そうやって心拍を目安に体調をコントロールしながら疲労を溜めずに上ってこられたそうです。「今年は全然しんどないわ!」と言われてました。昨年の大会終了後に「自転車の乗り方考えなアカンわ!」と言われていましたが、こんなに成果が上がったら来年もまた楽しみですね。

▲メーターをちょこちょこ触りながらゴールに向かってきた石川さん。途中に足がつって休まざる負えなかったそうですが、それでも昨年よりも1分縮まってました!基本、レースに向けて走り込んだりという乗り方はされないんですが、昨年より少しだけ山登りの回数を増やされたからでしょうか。山に登った分だけ成果が出るんでしょうね。

▲一漕ぎ一漕ぎ踏みしめて上ってこられた村上さん。 昨年は撮影隊でお世話になりましたが今年は撮影される側に。自転車生活から遠く離れた毎日を過ごされていたので、降りるか降りないか何度も葛藤しながら上っていたそうです。ご本人も途中でかなり無謀なチャレンジをしているのかもと思ったそうですがゴール後はやりきった感が凄く伝わってきました。

2012 比叡山ヒルクライム大会に参加してきました(その1)

2012年5月27日(日)、JTB主催の「比叡山ヒルクライム大会2012 〜世界遺産 比叡山延暦寺への道〜」に参加してきました。

今年は昨年より1ヶ月早く開催されましたが、お天気も良く、早朝で気温14℃、午前9時頃の比叡山頂でも18℃とレースをするには少し高めの気温でしたが、Mokuからの参加者も昨年の3名から9名に増えて、中には初めてヒルクライム大会に参加された方やレース自体が初めてという方など昨年より少し賑やかな大会になりました。 実業団レースも同時に行われた本格的な大会で、実業団の選手を含めると全国から約1300名が参加されたそうです。 コースは昨年と同様、滋賀県仰木から比叡山延暦寺までの10.9km(実測8.4km)、クラス分けも同様でロードクラスは男女それぞれ15歳〜50歳以上の年齢別にカテゴリー分けされています。小径車は10歳以上年齢制限なしの『オープンクラス』で参加します。はてさて今年はどんなレースが展開されたのでしょうか。Moku撮影隊がご紹介します。

走行距離:10.9km(実測:8.4km)

標高:217m〜698m(最大標高差:487m)

平均斜度:4.2%。

2012.5.27

Hieizan Hill climb rally 2012 in Okuhiei driveway

2012 比叡山ヒルクライム大会_その2へhieizan2012_2.html
HomeMokuTune.html

▲「ロードよりモールトンの方が楽に感じました。思ってたよりはしんどくなかったんで 楽しかったです。 休憩するところがないんで、しんどいと言えばしんどいんですけど来年もあれば出てみたいですね。 モールトンは下りでスピードが出ていても安定してるし、そこも楽しいですね。来年はビンディングペダルで出たいです。」と言われていました。

▲次は誰かなと待ち構えていたら62歳の小玉さんが!昨年より4分も縮まりました!とりあえず出てみるかと参加した昨年から、ギアの設定も練り直して軽量化も図って再チャレンジ。昨年の大会後から山登りの回数や距離を少しだけ増やされたそうですが、大きくはローラー台で自主トレされた成果でしょうね。

▲レース開始早々の笑顔から一転、ゴール後のヘロヘロな村上さん。「しんどくて引き返そうかと考えたりもしたけど、頑張って最後まで上ってこれたので少し自身が付いたかも。都合が付けば来年も出ても良いかな」と言われていました。

当日は輪行で来られたんですが、オープンクラスなら出走時刻も遅いので京都市内からだと輪行でも間に合うんですね。

▲次に爽やかに上ってこられた川上さん。終止ご自身のペースで進まれていたようです。ゆっくりゆっくり、一漕ぎ一漕ぎ上って最後は清々しいガッツポーズでフィニッシュ!なんか川上さんの周りだけキラキラしてましたよ!

▲「しんどかったけど最後までおりずに上れて良かったです。自転車の大会自体が初めてだったんで最初はエントリーしてみたものの大丈夫かな?とちょっと不安に思ってたところもあったんですが、レース後もその次の日も気分が高揚して…。ここまでなるとは思ってなくて、それだけ達成感があったんでしょうね。心地良かったです」と言われていました。う〜〜ん、なんだか素敵です!

▲みんなのゴールを待って折り返し地点へ向かいます。

▶ここで撮影隊は一旦走者とお別れです。走者は計測器を返しに2km先の折り返し地点へ、撮影隊はバスで向かいます。昨年もそうでしたが、ここからも結構な上りがあるんですよね。

▲少しして、スルスルーッと現れた岡本さん。ビンディングシューズが長期入荷待ちで間に合わなかったので、六甲山ヒルクライムに続けて比叡山もフラットペダルでチャレンジされました。