徹底的にパーツを分解、洗浄し、劣化部品の交換を行って、新品の状態に戻す作業のことをいいます。交換時期については、使用年数や使用状況・状態によって異なり、また各パーツそれぞれに異なります。

<メンテナンスとオーバーホールの違い>

メンテナンスは、チェーンやブレーキシュー、 ワイヤー類など、消耗頻度の高いパーツを交換し、調整する作業が主で、パーツを分解することはありません。 オーバーホールは、メンテナンス作業に加え、パーツを分解、洗浄、補修し、再度組み直す作業です。

 オーバーホールの必要性

 OVERHAUL (分解掃除)とは

グリスは、使って行くうちに水分等が混ざって劣化し、少しづつ流れていきます。古く汚れたグリスをそのままにしておくと、グリスの性能が発揮出来ず、グリスの量も充分でないため、金属摩耗の原因となります。よりよい状態を保つには、定期的に分解し、補修することが必要です。 また劣化部品の交換や、ネジの緩み、目に見えないサビに対しても早めのケアが必要です。

定期的なオーバーホールは、パーツの劣化を防ぎ、寿命を延ばすことができます。今ではもう手に入らないパーツを大事に使い続けるため、また大切に維持していくためには、オーバーホールは欠かせない作業のひとつです。またAlex Moultonをオーバーホールする際は専用工具を含めた設備が必要となります。

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Overhaul

TSR

(Black)

シマノ DURA-ACE 7800 & ULTRGRA 6700 にカスタマイズされてから20ヶ月ほど経ち、約8000km走行。チェーン洗浄&注油など日常的なメンテナンス作業はご自身でされています。

No.1

Overhaul

Brompton M6R

(Green)

納車から2年。輪行も併用して、ほぼ毎日使われています。チェーンの洗浄&注油はご自身でされています。

(走行距離:7000km以上)

No.2

Overhaul

AM-New Series_Stainless

(New Blue)

総積算距離60,000kmのオーバーホール。パンクなどのトラブルに備えてスペアホイールを担いで毎日の通勤に使われています。ワイヤーやブレーキパッドなどのメンテナンスはご自身でされています。

No.3

Overhaul

APB

(Original Green)

6年前にシマノDura-Ace7800へカスタマイズされました。走行距離5000km未満で、雨の日の走行は避けられていますが年数が経っている分、錆や水が入り込んだ形跡が見られました。

No.4

Restore

AM-New Series_Stainless

(Red)

長期保管で錆や腐食が進行していたため、原型復旧のためレストアされました。総積算距離は不明ですが見事に蘇りました。

No.5

Restore

VICTORY

(Black)

モールトンAM-New Series所有の顧客さんからの依頼で、クロモリロードバイクのフルレストアです。


30年以上前に始めて購入されたロードバイクなんだそうですが、塗装もデカールも全く同じ仕様で仕上げます。

No.6

Overhaul

AM-GT Mk1

(California Blue→Original Purple)

No.7

OVERHAUL ・ RESTORE

オーバーホール・レストア

Restore

Steel Bike

(Silver→Steel Grey)

近日更新

No.8

何万キロと走行したMoulton AM-GT MK2。

再塗装とオーバーホールの依頼ですが、ほぼレストアといった作業内容です。