モールトンのような繊細なバイクは入念なセットアップが施されてこそ、
その確かな走りを実現できると考えています。
メーカーから納品されたモールトンは、パーツが全て組付けてある状態ですが、
セットアップの際には、下の画像のように全て分解し、調整に入ります。
 ■フレーム&リアサスペンション編..>>↓↓ ワイヤー、注油編..>>
 ホイール編..>> スタンド編..>>
 フロントサスペンションオーバーホール編..>> BB&ヘッドフェイスカット..>>
 専用フォークアライメント工具
1_完成車で納品されている状態では、カンチ(Vブレーキ)台座にグリスが無く、錆びやすいため、Vブレーキを外し・・・ 2_グリスを塗ります。 3_完成車ではチェーンが少し長いため、適正な長さにカットします。
4_車輪を固定しているクイックシャフトが若干ナット部分から突きだしています。見た感じを綺麗にするため、数ミリカットします。これもMokuのこだわりです。 5_グラインダーを使って、クイックシャフトを数ミリ削ります。 6_クイックシャフトにグリスを塗り、ホイールに取り付けます。
7_メーカーから納品されるAPBのフレーム精度はあまり良くないため、各部の精度を専用工具を使用して修正します。 8_リアディレイラー(変速機)を取り外し、専用工具を使ってリアディレイラー取付部(ディレイラー台座)の精度を修正します。 9_シートチューブに錆止めの潤滑剤を注油するため、クランクセットを取り外します。(パーツを外さずに潤滑剤を多めに注油するとボトムブラケットの内部に潤滑剤が浸透し、グリスを溶かす場合があります)
10_次にボトムブラケットを取り外します。 11_シートチューブ上面から錆止めの潤滑剤を注油します。 12_このように潤滑剤がシートチューブ底から出てくるためMokuではパーツを取り外します。
13_ボトムブラケットハンガーに専用グリスを塗ります。 14_ボトムブラケットを取付け、クランクセットが圧入される部分にグリスを塗り、錆による固着を防ぎます。 15_サスペンションの動きを確認し、リアサスペンション部分を分解するため、ラバーコーン(リアサスペンションスプリング)の取付ネジを緩めます。
16_サスペンションの動きが悪い場合があるため、リアサスペンションの動きを確認します。 17_リアサスペンションピボット部分を分解します。 18_ピボットベアリングの動きが悪い場合、サスペンションの動きも悪くなるため、専用工具を使用して研磨し、動きをスムーズにします。
19_ピボット部分のグリスニップル先端部分がピボット内に・・・ 20_数ミリ突きだしている場合があると、ピボットベアリングと・・ 21_ニップル先端部分が干渉し、動きが妨げられるため、ニップルの下にあるワッシャーの厚みを変え、干渉を防ぎます。
22_ピボットベアリングカラー両端の角を滑らかにし、ピボットベアリングを入れやすくします。 23_ピボットベアリングにグリスまたはチタン潤滑剤を塗ります。 24_ピボットベアリングを入れます。
25_ラバーコーン(リアサスペンションスプリング)取付ボルトに錆止め及びかじり防止のため、グリスを塗ります。 26_ラバーコーンとフレーム間にラバーブーツが付いていますが、ラバーブーツ内に水滴が溜まりやすいためラバーブーツを取り外します