HomeMokuTune.html

TANTANロングライド 2015

2015.6.7

2015年6月7日(日)に京都天橋立で開催された『TANTANロングライド』に参加してきました。


今年で4回目を迎えたこのイベントは、北海道から北九州まで全国から1651名が参加するビックイベントです。


日本三景の天橋立から丹後半島をぐるりと100km走るコースと、天橋立大江山国定公園をめぐる過酷なグランフォンド190kmコースがあり、私たちは海・山・里の雄大な景色と豊かな食を楽しみながら、100kmコースにエントリーしました。


■走行距離:100km

■標高:150m

このイベントは前日受付のみなので、まずはスタート&ゴール地点の『天橋立駐車場』で受付。13:00〜の前日祭では、輪行講座や京都府立工業高校のジャズバンド演奏など盛りだくさんな内容でしたが、早々に会場を後にして対岸にある旅館に移動し、周辺を散策したり温泉に入ったりと、しばしの自由時間。

夕食では海の幸に舌鼓。100kmコースのスタート式は7:45なので、6:30からボリューム満点の朝食でしっかり腹ごしらえして出発。

全長3.6kmある天橋立の砂州を通ってスタート地点『天橋立駐車場』まで向かいます。約8000本植えられている松林の中を走りましたが、ここは南側山頂からの眺めが龍が天に登る姿に見えることから『飛龍観』と呼ばれています。

8:00前、すでにたくさんの参加者がスタンバイしていました。6:00〜スタートしている190kmには452名、100kmには1199名が参加。数十名のグループに分けてスタートします。参加人数が多いにも関わらず、案内もスタートもとてもスムーズに進んでいました。

はじめての100km、スタート前から不安でドキドキしっぱなしでしたが、他のイベントに比べて女性の参加者が多いように感じて、それだけで心強かったです。やっぱり女性が多いイベントは華やかで盛り上がりますね。序盤は信号待ちの渋滞が多くてなかなか進みませんでした。

そんなこんなで走った感じがないまま9km地点(190kmでは100km地点)にある1つ目のエイドステーション『野田川わーくぱる』に到着。まだお腹も減っていませんでしたが、ミネラルウォーターとともに小粒のおにぎりやチョコレート、エナジーゼリーなどが配られていたので食べられそうなもので補給しました。

そんなこんなで42km地点の第2エイドステーション『道の駅・てんきてんき丹後』に到着。この時点で精神的にヘロヘロでした。序盤は信号待ちの渋滞がそこかしこで起こっていたのに、そこを抜けると信号も少なく、ちょこっと上っては下って、コースも普通の幹線道路だったからか、ここに付いた時点でまだ半分も走っていない状況にそこそこ凹みました。でもエイドステーションでは充実のラインアップ。郷土料理の丹波ばら寿司に薄皮ミニパンシリーズ、梅干し、バナナ、コーヒー牛乳やフルーツ牛乳、エナジーゼリーなどなど、途切れることなくどんどん補充されていきます。ここでもあまり食欲がなかったので残念ながら丹波のばら寿司は上手く消化できそうもないと判断。でもガス欠になってはいけないと、コーヒー牛乳をメインにあんパン→バナナのループ、時々梅干し。最後にエナジーゼリーで締めました。すごい組み合わせですが不思議と気持ち悪くなかったです。

コース後半は海沿いがメインです。日本海を左手に屏風のようにそびえ立つ『屏風岩』や経ヶ岬などいくつか長めの上りが出てきます。この辺からツーリングイベントらしいコースに。

日本のヴェネチアと呼ばれる『伊根の舟屋』もかすめ通ります。船のガレージのことを舟屋と呼ぶそうで、伊根湾に沿って230軒の舟屋が立ち並び、一階が船のガレージ、二階が居間という構造で母屋は道路を挟んだ向かいにあるそうです。全国でも大変珍しく重要伝統的建造物群保存地区でもあります。この舟屋を少し楽しみにしていたんですが、ちょうどコースが舟屋の裏側を走る設定で、ほんの少し寄り道すれば見られた風景なんですが、こじんまりした地域なので寄り道の相談をするタイミングもないままに、あっという間に通り過ぎていました。

テントの下で参加者の皆さんがシューシューと脚にスプレーを掛けていたので近づくと、冷却スプレーのサービスでした。ここ最近、長い上りを走ると膝のお皿辺りからピリピリとした小さな痛みが出てくるので便乗して冷却スプレー体験をしてみました。レーパンの上からだったので効果はなさそうですが、心持ちすっきりしました。とにかく快適主義なので、少しでも違和感があると改善したくなります。膝の痛みについてはサドル位置が高いのか、低いのか、前のめりになってるのか…うんぬんかんぬん。平坦路では痛みを感じないので、ひとつひとつ試していかないとダメですね。でも良いも悪いも変化を感じ取れると嬉しくなるので面白いです。

伊根の舟屋

いくつかの上りを終えたところで、最後のエイドステーション76km地点『伊根町役場』に到着。ここでも充実のラインアップ。絶品のへしこパンにはじまり、ブラックサンダーの掴み取り(?!)、お稲荷さん、再登場の薄皮ミニパンシリーズ、エナジードリンクなどなど、思い思いに過ごしました。どのエイドステーションでもゴミ分別スタッフが待機していて手際よく分別されているのが印象的でした。

最後のエイドステーションを過ぎると後はずっと海岸沿いです。景色を楽しみながらのんびり隊列走行で。とっても気持ちが良かったです。

パンクもトラブルもなく無事みんなでゴール♪ 昨日の抽選で海軍さんカレーが当たったり、ゴール後に配られたアサリ汁を食べたり、ドキドキの初100kmでしたが完走できて嬉しかったです。はぁ〜良かった♪

Special Thanks♪ : Katsu san