Title: APB Moku Original Historic Bike__Shimano Ultegra 6600 (Original Almond Green)

車種:Alex Moulton_APB

Date:2005年7月

  1. 箇条書き項目 No.012

拡大画像: MokuTuneBicycles TSR&APB_No.030AM_TSR.html

Moku《改》No.012は、センス抜群の最年少(13歳!)オーナーです。


ご両親がモールトンオーナーで、ロードバイクと悩んだ結果、

車輪径の小さいモールトンがやっぱり乗りやすくて楽しい!とAPBをオーダーされました。


ボディカラーとBrooksのサドル、CHRIS KINGのヘッドセットのみを指定されて、あとはおまかせ。

ボディカラーは、ミニクーパー純正アーモンドグリーンを選ばれました。


週末、ご家族3人でのツーリングを満喫されているオーナーは、

秋に開催される鈴鹿レースの小径部門にもチャレンジしたいとのこと。

これからがますます楽しみですね!!

  1. 1.はじめに指定された[CHRIS KING]のヘッドセット。スモーキーカラーのアーモンドグリーンに、ピューターカラーをチョイスするところがニクイ!

  2. 2.こちらもオーナー指定の[Brooks]本革サドル。上級チタンレールを採用したスイフトモデルをセレクト。シブイの一言。

  1. 3.ステムは、USA製[THOMSON]アヘッドを選び、気軽に乗れるポジションを設定。前傾になりすぎないように、突き出し50mmのMTB用ショートタイプをチョイス。

  2. 4.MTBステムのクランプ径25.4mmに合わせて[Mokuオリジナル]ドロップハンドルを装着。サイクルメーターは[Shimano]フライトデッキ。ペダルの回転数(ケイデンス)や距離、速度が計測できるワイヤレスメーター。ツーリングに欠かせない必須アイテム。

  1. 5.シフトレバーとブレーキレバーが一体形状になっている[Shimano]New ULTEGRA 6600デュアルコントロールレバーを装着。バーテープはサドルに合わせて本革の茶色をチョイス。

  2. 6.クランクセットもNew ULTEGRA 6600。チェーンリングは、力強い走りが好みとのことで、62Tとハイギアードな組み合わせで設定。

  1. 7.リアギア&リアディレイラー(変速機)&前後ハブもNew ULTEGRA 6600。

  2. 8.リムには、上品なディープのシルバーをチョイス。オーナーをイメージしながら、クラシックなフレームカラーに新型コンポーネントやモダンなデザインのリムを合わせて組み上げます。

  1. 9.特殊なパイプ径を採用しているAPBのシートポストを汎用性のある27.2mm径にサイズダウン。今後のカスタマイズも楽しめるように[Mokuオリジナル]シートポストシムを装着。

よりクオリティの高い自転車を組み上げるために、Mokuオリジナルパーツなどを製作・使用し、このような作業を行っています。

  1. 1.ドロップハンドル専用のキャリパーブレーキをリアに装着する際、取付台座の位置が合わないため、元のブリッジを取り除き、移設。よりスマートなフレームに仕上げるための作業です。この後、フレーム剥離&塗装に取りかかります。

  2. 2.ブリッジを移設し、リアブレーキを装着した図。

  1. 3.フロントブレーキ装着の際も、純正の状態では台座が短く取付ができないため、[Mokuオリジナル]でキャリパーブレーキ取付アダプターを製作。基本的なカラーはシルバーですが、今回は全体のフォルムを崩さないようフレームと同色に。

  2. 4.同色のフロントブレーキアダプターを装着した図。

  1. 5.フロントに62T前後の大きなチェーンリングを取り付ける場合は、[Mokuオリジナル]FDスペーサーを装着。変速機をそのままフレームに装着すると角度が合わずチェーンと干渉し、スムーズに変速できないため、それぞれのフレームに合わせたスペーサーを製作し、より良いセッティングをします。

  2. 6.リアフレームとメインフレームをつなげるピボットボルトを、錆びやすいスチール製から錆びにくいステンレス製に変更。

●カスタムを依頼したきっかけは?

_乗っていて楽しい自転車がいいなと思ってAPBを選びました。それにロードに比べてモールトンの方が田舎道が走りやすそうだったので。


●この色を選んだ決め手は?

_家にある2台のAPBが赤と黄色で、買うことを決めたとき、ちょうどMokuのオリジナルバイクが販売していて、色も落ち着いた味のある色だったので「じゃあこれだ」と即、決まりました。


●この自転車の一番のお気に入りは?

_クリスキングのヘッドセットです。これを入れるだけで自転車の存在感が全然ちがいました。

今回ご紹介した富山県在住のオーナー。

2005初夏に開催されたモールトンサミット京都&琵琶湖の全プランに参加されたオーナー。

全国のモールトンオーナーと出会い、とても刺激的な二日間を過ごされたそうです。今まで以上にアレックスモールトンのファンになって、ご家族3人のバイシクルライフを満喫されています。

●カスタムとは。

_その人の個性だと思います。ガンガン走って行く人なのか、ツーリングを楽しむ人なのかとか、パーツを見るだけで分かるような気がします。


●普段の使い方や、この自転車に乗ってから変化したことなど。

_小学生を横から抜いて行ったとき、フラットバーのAPBだと良く小学生が追いかけてくるんですが、この自転車にしてからは追いかけてきませんね。ドロップハンドルだと戦意喪失しちゃうのかな。


●その他なんでも。

_土日は親子三人でツーリングを楽しんで行きたいと思います。

■ Mokuのこだわりのチューンナップ ■

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